私の心の中の謎の悪魔との闘い。私は強迫性障害なんだ...2
その後、私は中学校に入りました。
中学に入ると他の小学校の子も一緒になり、新しい人間関係や新しい環境に私は馴染めませんでした。
家族とも関係が悪く、家でも学校でも居場所がありませんでした。
そのころ強迫の症状もひどくなってきていて、文字を書くことさえもすごくエネルギーを使う作業になっていました。
学校で授業のノートがとれない。学校の宿題で文字をノートに写すだけのものがあったのですが、それすらできない。
なぜかというと、文字を書いているときに自分の頭の中に悪い言葉や悪いイメージが浮かんだらその瞬間に書いた文字は消さないとすごく不安になるからです。
消さないと悪いことが起こるんじゃないかという不安で耐えられなかったんです。
なので、学校の宿題はほぼできなくなっていました。
そのせいで学校の先生にも怒られ学校も休みがちになりました。
でも、それでも家族との仲がマシになっているときは強迫の症状も軽かったです。
すごく辛くて、原因もわからず、病気だということも知らず、誰にも相談できず一人で抱え込むしかなかったです。
周りはだれも信用できかった。大人は敵でした。頼れるところなんかなかった。
家庭環境は最悪だったと思います。友達も普通の家庭の子がほとんどで自分の家庭環境を相談できるほど同じような境遇の子はいなかったです。
今思い出しても辛いです。
ホントに子供は親によって左右されてしまう。大人になって働いて自分で生活できる様になればその環境から解放される。
でもそれまでの間子供は親の支配下。誰にも相談できず辛かった。でも自分の弱いところは、親と縁を切れるほどの強さもなくて。
そんな感じの中学校時代で強迫の症状も悪くなったりマシになったりを繰り返していました。
つづく